最高額は誰だ!? アジア人の市場価値ランキング18位。来季のビッグクラブ入り確定? 中東の怪物FW
欧州の2023/24シーズンが佳境を迎えている。今季も各地でアジアの有力選手が存在感を示した。いま世界的に高く評価されているアジア人選手は誰なのか。データサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに、アジア人選手の市場価値ランキングを順位ごとに紹介する。※金額が並んだ場合はサイトに準拠。データは5月17日時点
18位:メフディ・タレミ(イラン代表) 生年月日:1992年7月18日(31歳) 最新市場価値:1000万ユーロ(約14億円) 所属クラブ:FCポルト(ポルトガル) 23/24リーグ戦成績:22試合6得点3アシスト イラン代表のメフディ・タレミが、アジア人市場価値ランキングで18位に入った。 アジア屈指のアタッカーであるタレミは、2019年に28歳で初めてヨーロッパに挑戦した。リオ・アヴェで18ゴールを決めてポルトガル1部リーグ得点王になり、2020年夏に同国の強豪FCポルトにステップアップすると、2022/23シーズンは22ゴールで自身2度目のポルトガルリーグ得点王に輝いている。 ただ、市場価値は減少傾向となっており、2020年の2000万ユーロ(約28億円)をピークとして右肩下がりで、最新の市場価値は1000万ユーロ(約14億円)だ。能力ほど市場価値が伸びなかったのは、主要リーグ挑戦が遅かったのが影響しているだろう。 そのタレミは、今季でポルトとの契約が満了する。契約を更新しなかったタレミは一部ファンから反発もあり、2月から3月にかけてはベンチ外になっていたが、シーズン終盤に自力でポジションを取り戻して、今季ホーム最終戦などでゴールを決め、改めて自身の価値を示した。 今後についてはまだ正式な発表はないものの、インテルの幹部が加入を認める発言をしており、事実上新天地は決まっている。32歳でまた新しい挑戦を始めるタレミは、これからさらに評価を高めるかもしれない驚異のベテランだ。
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