劇場アニメ「ベルサイユのばら」より、ベルサイユ宮殿（マリー・アントワネット私室）の美術設定画。

2025年新春公開の劇場アニメ「ベルサイユのばら」より、美術設定画7点が解禁された。 【動画】劇場アニメ「ベルサイユのばら」特報第2弾（他9件） 池田理代子の同名マンガを完全新作として劇場アニメ化する本作。監督をアニメ「アオハライド」「歌舞伎町シャーロック」の吉村愛が務め、脚本を「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズの金春智子、キャラクターデザインを「初恋モンスター」の岡真里子、アニメーション制作をMAPPAが担当する。声のキャストには沢城みゆき、平野綾、豊永利行、加藤和樹らが名を連ねた。 本日7月14日は「ベルサイユのばら」の時代背景であるフランス革命の発端となった、1789年7月14日のバスティーユ牢獄襲撃事件を記念するフランスの革命記念日。それに合わせて披露された美術設定画には、マリー・アントワネットが暮らすベルサイユ宮殿、オスカルが家族と暮らすジャルジェ家、オスカル、マリー・アントワネット、フェルゼンが出会う仮面舞踏会の会場オペラ座などが描かれ、18世紀後半の華やかで繊細な建築様式が表現されている。 「犬王」やテレビシリーズ「ベルセルク 黄金時代篇」3部作を手がけてきた本作の美術監督・中村豪希は「当時の貴族社会を華やかに彩った豪華な建物の装飾などは、手数を入れて描き込んで行くことでしか表現できませんので、こだわった点であり併せて苦労した点でもあります」とコメント。さらに「ベルサイユ宮殿は外観、内観含めまして可能な限り資料を調べ、それぞれ個性的な室内の装飾、庭園の雰囲気などを再現しておりますので注目してみていただければ幸いです」と語っている。 ■ 中村豪希（美術監督）コメント □ こだわりや苦労した点 ベルサイユ宮殿含め当時の貴族社会を華やかに彩った豪華な建物の装飾などは手数を入れて描き込んで行くことでしか表現できませんのでそこはこだわった点であり併せて苦労した点でもあります。 □ 注目してほしい点 ベルサイユ宮殿は外観、内観含めまして可能な限り資料を調べ、それぞれ個性的な室内の装飾、庭園の雰囲気などを再現しておりますので注目してみていただければ幸いです。パリの街中などは監督のこだわりでもありますが革命に向かって雰囲気が変わっていく様も表現しておりますので注目していただければと思います。 (c)池田理代子プロダクション／ベルサイユのばら製作委員会