浦和、武田英寿が圧巻2ゴール! ホームで鹿島に劇的ドロー 今季前半戦を7勝5分け7敗で折り返す
◆明治安田J1リーグ▽第19節 浦和2―2鹿島(22日・埼玉スタジアム、飯田淳平主審) 浦和はホームで鹿島に2―2で引き分けた。 鹿島との伝統のライバル対決には観客4万8638人が集結。開始3分、敵陣から球際の競り合いで立て続けに敗れ、カウンターから鹿島FW鈴木優磨に先制点を奪われた。さらに、同42分には自陣左クロスのこぼれ球への寄せの甘さも響き、鈴木に追加点を浴びた。 0―2後半24分、DF渡辺凌磨のパスを受けた途中出場のFWリンセンが放った右足シュートは相手に当たってコースが変わり、右ポストを直撃した。 だが、同32分にMF伊藤敦樹の右クロスをMF武田英寿が途中出場から1分で左足の低弾道シュート。ゴール右隅へJ1初ゴールを決め、1点差に迫った。さらに、同アディショナルタイムには武田が敵陣左から直接FKを左足の強烈シュートを左隅へと突き刺し、土壇場で同点に追い付いた。 ヘグモ監督が「特別な試合」と強い決意で臨んだ一戦。22歳レフティーの圧巻2ゴールで引き分け、5戦勝ちなしとした。今季前半戦を7勝5分け7敗で折り返したが、後半戦につながる意地を見せた。
報知新聞社