PSGからの興味が噂されるヴィニシウスだが…レアル・マドリーも選手本人も移籍の可能性を除外!スペイン紙報道
レアル・マドリーFWヴィニシウス・ジュニオールが今夏に同クラブを後にする可能性は、まったく存在しないようだ。スペイン『マルカ』が報じている。 ヴィニシウスについてはここ数日、パリ・サンジェルマン(PSG)からの興味が報道されている。曰く、PSGはレアル・マドリーに移籍濃厚なFWキリアン・エンバペの後釜としてブラジル代表FWに目をつけ、移籍金2億ユーロのオファーを用意しているという しかしながら『マルカ』によれば、レアル・マドリー&ヴィニシウスに売却および移籍の意思は一切ない模様。同紙は、次のように記している。 「ヴィニシウスははっきりしている。オファーについて耳に入れる考えはない」 「議論など存在しない。バルデべバス練習場のオフィスにもヴィニシウスにも選手の関係者にも。このブラジル人の居場所はサンティアゴ・ベルナベウ以外に存在しない。選手にもクラブ首脳陣たちにも、そうした理解があるのだ」 「このアタッカーは自身のことを白いチームの未来の根幹だと感じている。フロレンティーノ・ペレスもパリや世界のどこから(獲得オファーが)届こうが、(放出について)迷うことも認めることも決してない」 ヴィニシウスのPSG移籍報道は、それこそエンバペのレアル・マドリー加入によって、同クラブでの居場所を失うかもしれないという危機感が発端になっている可能性もありそうだ。しかしながら選手本人は先に『フランス・フットボール』とのインタビューで、エンバペと一緒にプレーする願望を述べるなど、共存が可能であることを強調していた。 ヴィニシウスは今季、2度にわたる負傷によって2カ月の戦線離脱を強いられたものの、それでも28試合に出場して18得点8アシストという好成績を残している。レアル・マドリーはそんな23歳のアタッカーをかけがえのない、アンタッチャブルな存在と捉えているようだ。