「今日のことは今日で終わり」「リチャードと仲良くやっていましたね」 ソフトバンク、小久保監督の一問一答
◆ソフトバンク8―0楽天(30日、みずほペイペイドーム) ソフトバンクが今季最多14安打を放ち、8得点で完封勝ちを収めた。今季最長の7連勝。有原航平が8回無失点で3勝目を挙げた。試合後、小久保監督の一問一答は以下の通り。 【中学時代貴重写真】あの右腕が小久保監督の自宅で2ショット ―有原が8回4安打無失点。 「3点を先制した後も丁寧にゴロを打たせながら彼らしいピッチングだったと思います。(9回は)本人がもういいですということだったので。『お腹いっぱい』と言っていました」 ―打線は今季最多の14安打。 「3点取ったあと、次の1点が向こうだともつれそうな展開ですよね。そこで(5回)柳田がホームランを打って、あのイニングでビッグイニングになったのであそこで今日は勝負あったかなという感じですね」 ―近藤が4安打。 「ちょっと疲れているのかなという話しをしたらとんでもなかったですね。4本打って。修正能力の高さも含めて。山川も甘いボールを1球で仕留めて、あれで最初に流れがつかめた。リチャードと仲良くやっていましたね」 ―柳田、山川のアベックアーチで盛り上がる。 「そらそうでしょ。近藤も打ったらおもろいなと思っていたんですけど」 ―先制が4番の本塁打から。 「僕らがやっているころは、4番が打った試合は負けられないとよく言っていましたね」 ―三森も今季初安打を含む猛打賞。 「そういうタイプでしょ。合うピッチャーにはとことん合う。牧原(大)のけがで巡ってきたチャンスをしっかりつかもうという姿勢は見えましたね」 ―ベンチの雰囲気は。 「悪いはずがないですけど、今日のことは今日で終わりなので。明日また引き締めてやっていきたいと思います」 ―好調の要因。 「投手陣の踏ん張りと主力選手の活躍。クリーンアップを含め、レギュラーとして出ている選手がしっかり仕事をできている。あとは若い選手の台頭もありますけど、主軸がいない中で若手がカバーできるかと言ったらできないですから。主力がどっしりしているおかげで周りの選手も生きているという感じですね」 ―明日の大関に期待は。 「前回は雨の中でも粘り強く投げてくれたので、明日はぬかるみの心配はないので、思い切ってやってほしいです」 ―4月を終え、貯金は12。 「先は長いです」
西日本新聞社