【ウインターカップ】開志国際が好発進、自慢の得点力を披露し阪南大に24点差勝利[高校バスケ]
優勝候補の一角、開志国際が2回戦へ
12月23日、「SoftBank ウインターカップ2024令和6年度 第77回全国高等学校選手権大会」男子1回戦で、一昨年の王者である開志国際(新潟①)と阪南大(大阪)が対戦。19点差を追いかけて3Q、阪南大が21-16といいバスケを見せたものの、4Q開志国際のオフェンスが復調。80-56で勝利し、2回戦に駒を進めた。 【写真】開志国際対阪南大の写真(15点)をチェック 開始5分で6-6。お互いに硬さが目立つ立ち上がりだったが、No.6 千保銀河の3Pシュートから開志国際のオフェンスが一変。No.5 平良宗龍、No.14 ネブフィ・ケルビン・シェミリー、No.4 清水脩真ら、自慢のスコアラー陣が得点を重ねると、最後にNo.4 清水がバックコートからブザービーター3Pを射抜いて27-10で1Qを終えた。 出鼻をくじかれた阪南大は2Q、オフェンスの要となるNo.37 松本星希が3Pシュート、2Pシュートと連続して決めると、No.26 田深翔太も3Pシュートを射抜くなど集中力を切らさず、プレー。それでも、エンジンがかかった開志国際のオフェンスは、なかなか止められない。残り3分半、No.10 北村優太のスティールから得点につなげ、41-20と早くも20点差を付けた。阪南大はその後、No.10 エベブネ・チブゾ・ジャフェットがインサイドで連続得点すると、No.37松本がブザービーターを沈めたものの、前半だけで15得点を挙げたNo.14シェミリーの活躍もあって開志国際の45-26でハーフタイムを迎えた。 前半2Pシュートは51.4%(18/35)だった開志国際だが、3Qに入るとさすがに確率が落ち始める。5アウトのフォーメーションからオフェンスを展開する阪南大はNo.37松本がゴールにアタックして得点につなげると、No.35 酒井優が3Pシュートを射抜き、No.4 ンワンクォ・チネドゥ・ゴッツウィルがインサイドで決めるなどで残り5分で38-49とした。 開始5分で4点だった開志国際は、ここでNo.5 平良が久しぶりの得点。連続失点を止めたが、流れに乗る阪南大はすぐにNo.26 田深が3Pシュートを沈めると、No.67 児玉遼太がフリースローを沈めて42-51とついに1桁差とした。ここで4ファウルとなったNo.5平良が4ファウルとなってベンチに下がった開志国際だが、No.4清水、No.6千保の得点で再びリードを広げ、61-47として3Qを終えた。 3Qは16-21と上回れた開志国際だったが、4Qは開始4分で11-2のラン。じりじりとリードを広げていく。ディフェンスではしっかりプレッシャーをかけて、阪南大をゴールに近付けさせない。残り8分、No.26田深のシュートを最後に得点が止まってしまった阪南大は、終盤にNo.33 吉田晴秋が、No.35酒井が得点を奪ったが、4Qは6点のみ。開志国際が80-56で勝利した。 開志国際はNo.14シェミリーが25得点、14リバウンドとダブルダブル。No.5平良21得点、No.6千保が15得点、No.4清水が11得点と4人が2桁をマーク。阪南大はNo.37松本が20得点、No.26田深が10得点をあげて引っ張ったが、FG成功率は28.9%(22/76)と3Q(44.4%)以外は低調に終わってしまった。