春節2015 香港の正月を堪能する(1)── 約4時間の空の旅
搭乗した飛行機は退役間近のボーイング747という年季が入った機体だが、シートは180度にリクラインすることができるので、フルフラットベッドとして身体をのばしてくつろぐことができる。プライベートも確保されているので、ノートパソコンを開いて仕事をしたり、いつでもお手洗いに行けたりと周りに気を使わなくても良い。15インチのディスプレイで映画やドラマ、ゲームなどのコンテンツを楽しむこともできる。
機内食で選んだのは前菜、メインのステーキ、チーズ、デザートのアイスクリームなどと軽いコース。離陸前にラウンジで軽く食べていたため、あまりお腹が空いていなかったが、ぺろりと完食してしまうほどの美味しさだった。 飲み物もシャンパン、白ワイン、赤ワイン、ウィスキー、リキュール、ビールなどから選ぶことができ、ワインに関しては異なるテイストが用意されている。シグネチャードリンクのCathay Delightを注文。キウイフルーツベースにココナッツジュースが加えられており、キウイフルーツの酸っぱさをまったく感じさせず、ほどよい甘さで美味しい。 食事をしながら映画を1本のんびり見ているとすぐに香港に着いてしまった。むしろもっとのんびり飛行機に乗っていたかったと思ったのは初めてだった。2014年のエアライン・オブ・ザ・イヤーで1位を取ったのは伊達じゃないと感じた。