エキシビション・ゲーム【韓国代表0－1パドレス】＠高尺スカイドーム

マルチ安打を記録したパドレスのジャクソン・メリル（MLB Advanced Media）

　日本時間3月17日、韓国・ソウルの高尺スカイドームで韓国代表対パドレスのエキシビション・ゲームが行われた。パドレス打線はわずか4安打に封じられ、初回二死満塁から暴投の間に奪った1点のみに終わったが、松井裕樹を含む8人の投手が5安打完封リレーを展開し、1対0で辛勝。パドレス先発のジョニー・ブリトーが勝利投手、韓国代表先発の文棟柱（ムン・ドンジュ）が敗戦投手となり、パドレス8番手のロベルト・スアレスは1点のリードを守ってセーブを記録した。 　パドレスは初回先頭からの三者連続四球で無死満塁のチャンスを迎え、二死後に韓国代表先発のムンの暴投で1点を先制。その後は3回裏二死1・3塁や4回裏二死1・2塁の好機で無得点に終わるなど、追加点を奪うことができなかったが、先発のブリトーから始まる8人の継投で韓国代表の打線を5安打無得点に封じ、1対0で完封勝利を収めた。打線では「9番・中堅」でスタメン出場した有望株ジャクソン・メリルが3打数2安打を記録。20歳での開幕スタメン入りに向けて大きくアピールした。 　パドレスは先発のブリトーが2イニングを1安打無失点に抑えたあと、スティーブン・コレック、ジェレマイア・エストラーダとつなぎ、1点リード5回表に松井が4番手として登板。一死から四球と暴投で走者を得点圏に進めたが、後続2人を打ち取ってピンチを切り抜けた。6回以降はトム・コスグローブ、エンジェル・デロスサントス、ワンディ・ペラルタ、スアレスとつなぎ、各1イニングを無失点。8投手による完封リレーを完成させた。