デーブ・スペクター氏 ミセスMV炎上問題に私見「売れてるバンドだけに残念」「風刺を効かせて…」
テレビプロデューサーのデーブ・スペクター氏が14日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)に生出演。ロックバンド「Mrs. GREEN APPLE」が12日に公開した新曲「コロンブス」のミュージックビデオ(MV)の内容に「理解に欠ける表現があった」として公開を停止した問題についてコメントした。 デーブ氏は「びっくりした。(MVを)見ました」と言及。「歌は凄くいい。海外進出も積極的にやるところでタイミングが悪いですね」とした。 「風刺を効かせて、コロンブスたちを悪者にしたりね。ただ遊びでやっているからよくない。でも悪気があったとは思えないですけどね」と私見。「プロモーションビデオなんて元々は全部ナンセンス。でも今の時代に売れてるバンドだけに残念ですね」とまとめた。 Mrs. GREEN APPLEは今月12日に公開した新曲「コロンブス」のミュージックビデオ(MV)について、所属レコード会社のユニバーサルミュージックが13日に「歴史や文化的な背景への理解に欠ける表現が含まれていた」として公開を停止。MVは公開直後から「植民地主義に迎合している」など批判がSNSなどに相次いでいた。 ビデオの構想を提案し、衣装なども監修したというボーカルの大森元貴(27)はバンドの公式サイトで「差別的な内容にしたい、悲惨な歴史を肯定するものにしたいという意図はありませんでした」とした上で「ある事象を、歴史をほうふつさせてしまうMVであったというご指摘を真摯(しんし)に受け止め猛省しております」とした。ユニバーサルも「公開前の確認が不十分だった」として謝罪した。