町田啓太が意識する「柳のような心」とは? 20歳になった人たちにエール
俳優の町田啓太が、人生の転機だった20歳を振り返り、20歳になった人たちへメッセージを送った。 【写真】町田啓太と赤楚衛二 1月8日(月・祝)放送のJ-WAVE特別番組「J-WAVE SPECIAL SAPPORO BEER AT AGE 20.THE BEGINNING」(ナビゲーター:シシド・カフカ)。人生の大きな節目である「20歳」をテーマに、20歳のアーティストたちがトークセッションをおこない、ゲストが20歳の頃のエピソードを語る。ここでは、シシドと町田のトークの模様をテキストで紹介。
人生の分岐点だった20歳
町田啓太はLDH JAPAN所属、劇団EXILEのメンバー。俳優としてさまざまな作品に出演し、2023年は映画『ミステリと言う勿れ』やNetflix配信ドラマ『幽☆遊☆白書』などの話題作で活躍。現在は、大河ドラマ『光る君へ』に藤原公任役で出演している。町田にとっての20歳は、俳優デビューをした特別な1年だったという。 シシド:振り返ってみて、どんな20歳でした? 町田:夢と希望と願望しかなかったです。がむしゃらでしたし、何でも叶うと思っていた、青臭い感じですね(笑)。今思い返すと、あのときの感じはよかったなと思いますね。もともとダンスはやっていたんですけど、華やかな芸能界、しかもお芝居をすることになって。群馬の田舎町で育っていたので、全部がおのぼりさん状態でした。 シシド:そもそも、俳優を始めるきっかけは何だったのでしょうか? 町田:ダンスきっかけで今の事務所に出会ったんですけども、かいつまんで話すと、そこで俳優をやってみないかという話になったんですね。本来だったらダンスをやっているからダンスだけやるっていうのがいいんでしょうけども、僕はいろんなことをやっちゃうタイプだったんです。 シシド:いろんなことに興味があったんですね。 町田:お誘いもあるし、「よし、やってみよう」って感じで飛びこんじゃいました。 シシド:それが転機となったわけですね。 町田:そうですね。20歳は俳優デビューしたと同時に、ケガをしたときでもあって、一度ダンスを諦めたんですね。それで、俳優だけでこの業界を頑張っていこうと20歳で決めました。