バーチャルYouTuber・電脳少女シロが生誕7周年イベントでファンに伝えた想い「これからもずっとずっと頑張るから、その時は隣にいてくれますか?」
清楚な見た目から放つ猟奇的な言動とシロイルカのような笑い声が魅力のバーチャルYouTuber・電脳少女シロ。2017年より活動を開始した彼女の誕生から7周年をお祝いする「電脳少女シロ生誕祭7」が、8月12日に東京・池袋のharevutaiにて開催された。 【写真を見る】バニーガールすがたのシロ この日は「一夜の夢」をテーマに、昼公演では「シロと共に一夜の夢の世界へ...」、夜公演は「シロの好きな歌を詰め込んだ音楽LIVE」という、それぞれ異なるテーマで、シロと彼女のファン・シロぐみの面々が、楽しいひとときを過ごした。 昼公演は、「Club・シロロ」のママと自称するシロによる、お客様でもあるシロぐみの面々へのおもてなしから始まり、いろんな世界線のシロが同時に存在する世界が舞台となった。バニーガールスタイルのシロに連れられ、ラーメン店「麺屋しろろ」を営む店長少女シロなどと、会場のシロぐみさんがゲームを行うという参加型イベントが開催され、大いに盛り上がった。 夜の部は、全編でシロの歌声が楽しめるライブが開催され、武器商人の女性と彼女を警護する私兵たちの姿を描くアニメ「ヨルムンガンド」のオープニング曲「Borderland」でスタート。昼公演でも披露したセクシーなバニーガール姿で、普段のトークで披露している綿あめのようなふんわりとした甘い声からは想像できない、低音が効いたクールな歌声とダンスを披露。 続いて、ポップでリズミカルなボカロ曲「オーバーライド」をあたらしさも感じるキュートな歌声でパフォーマンスした後は、この日初めてのMCで、会場に集まったシロぐみさんに7回目の生誕祭を無事に迎えられた感謝を伝えると、会場も大きな声援で彼女の誕生日を祝った。 そして、「Borderland」では、自分では歌えないと思っていた楽曲への挑戦を、そして「オーバーライド」では、限界まであがいている自分にスポットを当てた歌詞に共感し、生誕祭を一緒に祝うシロぐみさんにも、限界まで自分と共にあがいて楽しんで過ごして欲しいという気持ちを込めて選曲したと明かした。 続いては、生誕祭4で披露した宇宙カラーが差し色の水着姿で「ヴィーナスとジーザス」を、水着の上にオーバーオールとショートパンツを重ねた衣装で「ちゅ、多様性。」を、女性ヴォーカルの楽曲をパフォーマンスした後は、同じ事務所や企業に所属しているVTuberたちが次々とゲストで登場。 トップバッターとして登場したのは、シロがFPSゲームで共演経験がある、ぶいぱいの斜落せつな。映画「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」の主題歌「絶絶絶絶対聖域」をデュエットで披露。斜落がエアギターとデスボイスという、可憐なビジュアルからは想像できないパフォーマンスで大いに盛り上げた。 次に現れたのは、同じくどっとライブ所属の神楽すずとのデュエットで、アニメ「BEASTARS」のオープニング曲「怪物」をパフォーマンス。生誕祭5でも着用した黒とブルーにカラーリングされた特別なドレスに着替えたシロは、クールな低音を響かせながら神楽と共に圧倒的な歌唱力でシロぐみさんを圧倒した。 続いては、生誕祭2でも着用したファンメイドの初期服をベースにした特別衣装に着替え、カルロ・ピノとのデュエットでボカロ曲「気まぐれメルシィ feat. 初音ミク」をキュートに歌い上げた。花京院ちえりとは、「同担☆拒否 feat. ちゅーたん(CV:早見沙織)」で息の合ったパフォーマンスで観客を魅了した。 そして、再びソロで、昼公演のエンディングでも披露したSIROの最新オリジナルソング「しゃにむにランナー」にはじまり、最後はアニメ「【推しの子】」のオープニング曲「アイドル」やJUJUの「やさしさで溢れるように」で、多彩な歌声を聞かせ、ヴォーカリストとしての圧倒的な実力を見せつけた。 熱烈なシロぐみさんからの声に応えてのアンコールでは、「もうそう♡えくすぷれす」で、あやしくも甘い歌声を響かせたシロ。「名前がシロなので、四六時中、(みんなを)夢中にしていけるように、これからもずっとずっと頑張るから、その時は隣にいてくれますか? 来年の生誕祭を目標に駆け抜けていくので、みんな、最後全力で力を貸してください!」とシロぐみさんに呼び掛け、初期のビジュアルにチェンジしたシロ。 最後は、7年間の想いを込めて「ファンサ」を歌い上げ、昼夜に渡って行われた生誕祭の幕を下ろした。 文=中村実香
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