今年度ブレイク必至!! 白桃ピーチよぴぴ「『R-1』『M-1』『キングオブコント』の3冠制覇を目指しています♡」
関西を中心に注目を集めている若手芸人がいる。フリフリな服装に、ぶりっ子な口調としぐさ、そして聞き取れそうで聞き取れない早口で漫談をする白桃ピーチよぴぴだ! 年末年始の特番で有名MC陣に刺さっていたよぴぴに、インタビューを敢行した! 【写真】バナナマン、千鳥、麒麟・川島氏にブッ刺さりの白桃ピーチよぴぴ * * * ■話題のネタが生まれたどしゃ降りの帰り道 ――アイドルチックな衣装、キャピキャピした声としぐさ、畳みかけるような早口で、関西を中心に話題になっている白桃ピーチよぴぴさんですが、ご自身の芸風をひと言で伝えるなら? よぴぴ 「かわいいぶりっ子アイドル漫談」って言ってま~す! 2019年の『オールザッツ漫才』(MBS)でやった広瀬すずさんになりきったネタが私の代表作です。広瀬すずさんのファンの方々に怒られるかなって思ったら怒られなくて安心しました! ――アイドルの自己紹介っぽいぶりっ子な口調で支離滅裂なトークを繰り広げ、「すずの、ギャグは、どないさかい」から一気にまくし立てるネタですね。 よぴぴ NSC在学中、ネタ見せの授業の前日に全然ネタが浮かばへんくて。難波で同期と終電まで飲んだ帰り道に思いつきました。どしゃ降りの深夜、地蔵とかお寺とかある道を歩いてたときに覚醒して(笑)。 広瀬すずさんがめっちゃ好きやったのもあったし、高田純次さんが「どうも~、ジョージ・クルーニーです」とかって最初だけボケるじゃないですか。それにインスパイアされて。 翌日、コメダ(珈琲店)でワ~ッと文字に起こして本番を迎えたんですけど、そのときはよぴぴではなく、エネルギー野田っていう、こなれすぎてまったく感情が乗ってない架空の芸人としてネタをやりました。 ――エネルギー野田として、広瀬すずになりきる、って複雑な構造ですね(笑)。架空の芸人としてやったのはなぜですか? よぴぴ ん~、けっこうピン芸人ってサングラスかけるんですよ。たぶん「化けたい」「自分としてスベるのが怖い」「視界が暗くなって無敵になった気になれる」っていうのがあって(笑)。そんな感じでエネルギー野田になったんでしょうね。でも、そのネタの評価が上々やって! 特に後半の口上。私としてはこなれ感を出したくてアイドルのキャッチフレーズみたいなのを早口で言ってたんですけど、先生とか同期から「その早口がおもろい」って言われて、そっちに寄せていきました。