今年度ブレイク必至!! 白桃ピーチよぴぴ「『R-1』『M-1』『キングオブコント』の3冠制覇を目指しています♡」
■松ちゃんさんに会うことが夢 ――不思議な雰囲気のあるよぴぴさんですが、幼少期ってどんな感じだったんですか? よぴぴ ちっちゃい頃から目立ちたがり屋のひょうきん者でした! 幼稚園の頃、皆が将来の夢を言っていく場面で私だけ「将来は幽霊になります! 死んだらみんな幽霊になるから」ってボケて、キーンッてスベった記憶があるんです。 そのときは「ボケ」って言葉も「スベった」って言葉も知らんけど、なんかそれが強烈な体験として残ってて。人生の初スベリなんだと思う。 あと覚えているのは、小3のとき、私の一番の親友の子が新喜劇を見に行った翌週、私を誘って、ふたりで1ヵ月くらい放課後に即興コントをしてました。新喜劇に感化されたんでしょうね。私もお笑い好きだったんで誘ってくれたんやと思うんですけど。 今考えたら、そんなにクオリティは高くなかったけど、そこでクラスメイトの皆に笑ってもらえたのがめっちゃ気持ち良くて。即興コントをやっているうちに「将来、絶対吉本入ろう!」ってふたりで話していました。それがお笑いの道に進んだ原体験かも! ――小学生の頃から即興コントはすごいですね! ちなみによぴぴさんが影響を受けたテレビ番組は? よぴぴ うちは関西にしては珍しく、新喜劇とかを見る家ではなくて。でも、そんな環境なのに『M-1グランプリ』は好きやったし、漫才の番組を見て「カッコいい」って思ってたんです。誰よりもお笑いに詳しくなりたいって気持ちが強くて、もうホンマに小、中、高と1週間分のテレビ欄を見て、お笑いの番組を全部録画する、みたいな。 『ダウンタウンDX』(読売テレビ/日本テレビ系)とかを見て松ちゃんさん(松本人志)に憧れたし、『笑う犬』シリーズ(以降すべてフジテレビ)だけは親も好きだったのか一緒に見てて(笑)。『めちゃ×2イケてるッ!』とか『はねるのトびら』、高校時代は『爆笑レッドシアター』を毎週チェックしてました。 ただ、中高は部活が忙しくてホンマにサッカーしかしてなくて、その後、浪人して、大学でも留年してるんですけど、その間、人前でネタをやるとかはまったくなくて。漫画やアニメも好きだったので、大学卒業後の2年間は声優の専門学校に行ったんです。 でも、そのときも夢が「声優で成功して松ちゃんさんに会いたい」やって(笑)。「それならお笑いの道のほうが早いんちゃうかな?」と思って、27歳でNSCに入りました。声優を目指すコにお笑い好きがあんまりいなかったので、NSCでお笑いの話が通じたときに「ココが私の居場所や!」って思いました。