「103万円の壁」効果や影響、都として見極める 11月15日の会見で 小池知事会見抄録
「三笠宮妃百合子さまが本日、薨去された。ご回復を願っていたが残念。心から哀悼の意を表したい」 「昨日までの海外出張について。(アゼルバイジャン・バクーでの)COP29(国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議)では、気候変動に対して、また都市の役割、さまざまな主体との連携の重要性を訴えてきた。実りあると同時に、(COP29は会場が広く)歩くのは大変だった」 --「103万円の壁」だが、仮に控除額を178万円まで引き上げた場合、東京はどれぐらいの減収が見込まれるか 「国で議論を重ねている段階なので、注視していく。その効果や影響は、都としてしっかりと見極めていきたい」 --都知事選を戦った石丸伸二氏が(次期都議選に向け)新党結成を表明した 「帰国したばかりなので、詳細は存じ上げない」 --ふるさと納税について。東京23区の首長を中心に反発が強まっているが、知事のお考えは 「受益と負担という地方税の原則をゆがめているという認識だ。寄付の精神を根付かせたいというところからかけ離れ、官製通販のような制度になっている」 --国民民主党の玉木雄一郎代表に女性スキャンダルが持ち上がっている 「あまり詳しくは存じ上げないが、個人の問題として玉木さんも悩んでおられるのだろう。そこをどうやって信頼に変えるか。心からの対応をされるのだろうと期待している」