年収1億誇った74歳・ドン小西氏、意外な年金額明かす「このご時世、この額では、やっぱりちょっと…」
ファッションデザイナーのドン小西氏(74)が4日放送のフジテレビ系ニュース番組「Live News イット!」の取材に応じ、自身の年金額を明かす場面があった。 【写真】神田うののド派手パーティーでの1カット この日の番組では、街角の一般市民から著名人までの年金の額を取材。都内の自宅でインタビューに応じた小西氏は情報番組での辛口ファッションチェックでもおなじみ。30歳で自身のブランドを立ち上げ、高級車フェラーリを複数所有するなど、年間売上げ80億円の大成功を収めた。 当時の年収について「1億くらいに抑えておいたけどね」と言う小西氏だが、「65歳からもらってますね」と言う年金額は「2か月で27万くらい」と明らかに。 新卒で就職したアパレルメーカーと会社経営時代の約30年間、厚生年金を納付していたため、この額となったが、年収1億円あったにしては少ないという指摘に対し、「年間、何億って赤字が出たりとか」と回顧。15億円もの借金を抱えたこともあったため、借金返済期間は「余裕がなかった」と年金の保険料を納めることができなかったことを明かした。 さらに「フェラーリからポルシェから持っていかれるというより強制的に売却させられて、それも返済の一部に回っていくというね」と明かした上で、テレビの出演料や洋服のデザイン料で借金を十数年で返済したことも明かした小西氏は年金について「やっぱり安心じゃない? あるっていうことは。ゼロっていうよりはね」とニッコリ。 それでも「この額では、やっぱりちょっと…。何から何まで物価が上がっている、このご時世では、ちょっとね」と本音も漏らしていた。
報知新聞社