八木克勝、七野一輝が初戦を突破 舟山真弘は惜しくもメダル獲得ならず<パリパラリンピック卓球競技>
<パリパラリンピック卓球競技 日時:8月29日~9月7日 場所:サウスパリアリーナ4> 2日、パリパラリンピック卓球競技は5日目が終了し、各クラスで試合が行われた。
八木克勝、七野一輝が準々決勝へ
男子シングルスMS7に出場の八木克勝(電通デジタル)は、初戦でケビン・ドゥルベッケル(フランス)と対戦。第1ゲームから八木は連続で得点を重ねて大きくリードすると、そのままゲームを奪取。第2、第3ゲームも連続で得点を重ね、そのままゲームカウント3-0で勝利。準々決勝へと進んだ。 一方、男子シングルスMS4に出場の七野一輝(オカムラ)は、初戦でエメリック・マルタン(フランス)と対戦。第1ゲームは競り合う展開からリードを許した七野だったが、そこから逆転して12-10でゲームを奪取。その後第2、第3ゲームも安定したプレーを見せ、ゲームカウント3-0で勝利。準々決勝へと進んだ。 同じく、男子シングルスMS4に出場している齊藤元希(プランテック)は、初戦でマキシム・トマ(フランス)と対戦。斎藤はサービスからの得点がつながらずに第1ゲームを落とすと、続く第2、第3ゲームはトマにサービスから崩され、ゲームカウント0-3で敗退した。 また、男子シングルスMS10では、準々決勝で舟山真弘(早稲田大学)がマテオ・ボエアス(フランス)と対戦。勝てば銅メダル以上が確定する一戦となったこの試合は、舟山が第1ゲームを落とすも第2ゲームから修正して、ゲームを奪取。続く第3ゲームは、舟山が大きくリードした後にボエアスに追いつかれるも、16-14でなんとか奪取する。 ゲームカウント2-1として迎えた4ゲーム目は舟山はサービスからの得点がつながりにくく、ゲームを奪われる。5ゲーム目も、舟山は序盤から点数を離され、追いつけずに5-11でゲームを落とし、ゲームカウント2-3で惜しくも敗退した。
2日 日本選手試合結果
<男子シングルスMS7 1回戦> 〇八木克勝(電通デジタル)3-0 ケビン・ドゥルベッケル(フランス) <男子シングルスMS4 1回戦> 〇七野一輝(オカムラ)3-0 エメリック・マルタン(フランス) 齊藤元希(プランテック)0-3 マキシム・トマ(フランス)〇 <男子シングルスMS10 準々決勝> 舟山真弘(早稲田大学)2-3 マテオ・ボエアス(フランス)〇
3日 日本選手試合予定
<男子シングルスMS9 1回戦> 岩渕幸洋(協和キリン)- アンデル・セパス(スペイン) <女子シングルスWS8 準々決勝> 友野有理(タマディック)- アイダ・フシッチダーレン(ノルウェー) <男子シングルスMS7 準々決勝> 八木克勝(電通デジタル) - チャルームポン・パンポー(タイ) <女子シングルスWS11 準々決勝> 和田なつき(内田洋行)- エベリン・サントス(ブラジル) 古川佳奈美(えん・コミュニケーションズ)- ナタリア・コスミナ(ウクライナ)
ラリーズ編集部