山口県でも児童・生徒数の減少続く 小学生は42年連続、高校生は35年連続の減少、中学生も3年連続の減少 文科省・学校基本調査
今年度の小、中学校、高校の統計情報が発表されました。 山口県でも児童・生徒数の減少が続いています。 この調査は文部科学省が1948年度(昭和23)から毎年行っています。 今年度の調査によると山口県内の小学生は6万232人と、前年度より1703人減り42年連続の減少。 中学生は3万2769人で前の年度より564人減り3年連続の減少となりました。 小学生、中学生ともに過去最低となっています。 このうち小学生はピーク時の1958(昭和33)年度と比べて4分の1以下となっています。 また、全日制・定時制課程と専攻科をあわせた高校生は2万9593人で、前年度より104人減り、35年連続の減少となっています。 県内の児童・生徒数は1971年から1974年に生まれたいわゆる第2次ベビーブーム世代以降、半世紀、減少傾向が続いています。 このほか、高卒者の進学率は前年度より1.6ポイント増え48.9%となっていて、男女別では男子が44.2パーセント、女子が53.7パーセントで52年連続で女子が男子を上回っています。