「新プロジェクトの中心」今季不振のアヤックス、来季の監督としてバルセロナの指揮官に強い関心。「プロフィールと哲学を…」
バルセロナは今シーズン限りで、チームを率いるシャビ・エルナンデス監督の退任を発表している。スペインメディア『SPOLT』は、今シーズン5位と苦しい状況が続いているアヤックスが、来シーズンの新監督としてバルセロナの指揮官に強い関心を抱いていると報じた。 【画像】バルセロナ最新スタメン&フォーメーション オランダの名門アヤックスは、昨シーズンに宿敵でもあるフェイエノールトにリーグ優勝を譲っただけではなく、14年ぶりにCL出場権を逃すなど屈辱の結果で終わってしまった。昨季の雪辱に燃えて迎えた今シーズンだが、第8節終了時にはまさかの16位に転落。徐々に調子を取り戻し、28節終了時点で勝点45の5位につけているが首位とは勝点30の大きな差をつけられてしまっている。 昨年10月に暫定監督に任命されたヨン・ファント・シップ氏は今シーズン限りでの退任がすでに発表されており、アヤックスは新指揮官を探している状況だ。そんな中で、白羽の矢が立ったのが今シーズン限りでバルセロナの監督を退任するシャビ氏だ。 同メディアは、「アヤックスはシャビ監督を新プロジェクトの中心」として考えており、「これまでのプロフィールとフットボールに対する哲学はアヤックスが求めているものに適合する」と伝えている。 もっとも、「バルサの指揮官は再びチームを継続して率いる可能性がある」と指摘した同メディアは、「カタルーニャのクラブからすれば、彼の考えを変えさせようとする力と議論を持っていると考えている。特にチームがPSGと対戦し、来夏に向けて経済状況が改善すればなおさらだ」と、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の結果によっては同監督が継続してバルセロナを率いる可能性も高いと報じていた。
フットボールチャンネル編集部