「こつこつ努力し成長を」 全小・中学校で2学期スタート【山陽小野田】
山陽小野田市内の全小・中学校で2日、2学期の始業式が行われた。台風10号が過ぎて少し暑さが戻った中、夏休みの楽しい思い出を携えた子どもたちの元気な声が約1カ月ぶりに校舎に響いた。 高千帆小(下瀨昌巳校長、652人)では、午前8時20分から体育館で開式。下瀨校長はパリ五輪で選手たちが見せた対戦相手への敬意や思いやり、支えてくれた人への感謝、次の目標に向かって気持ちを切り替える姿勢の大切さを伝え「2学期は長く、みんなの力が最も伸びる時期。こつこつと努力し成長して」と呼び掛けた。 式の後は、各クラスに戻って掃除を行い、きれいになった教室で宿題や作品を提出し、夏休みの思い出を発表した。6年の田中向日葵さんは「夏休みは、宇部市に映画を見に行った。2学期は修学旅行で長崎県に行くので、思う存分楽しみたい」と目を輝かせた。