梅宮アンナ、まさかの緊急入院で「肺炎」の診断「抗がん剤がいったん延期になりました」【独白連載】
でも、これはあくまでも私に起きたこと、誰にでも起きるわけではない。みんな希望を見失わないで
抗がん剤でこんなにダメージを受けるだなんて、驚きとしか言いようがありません。でも、これはあくまでも私だからこうなっただけで、ダメージをまったく受けない人もいるし、同じように受ける人もいます。こればかりはやってみないと誰もわからないのです。 だから、このコメントを読んでいる方、「アンナちゃんがダメージ受けていたから私も……?」なんてビビらないでほしいのです。副作用の出方はそれぞれで、ちゃんと治ってる人もいます。それをダメだとか、つらいよとか、やめたほうがいいよみたいなことは私は言いたくない。確かにいましんどい思いをしているけれど、私は「しんどい、しんどい」と伝えるのはイヤだなって思っているのです。誰かの熱意や希望、前向きな気持ちに水を差すから。 今回、私の治療スケジュールは変更されました。私は登山と同じように、登頂の目標があって自分で山を選んでこの治療という山を登ってきたと思っています。そういえば、主治医の先生がいちばん最初に、「登山と同じで、治療の途中では必ず台風がやってくるから、小屋に退避して作戦を練ろうってときがくるよ。でもそれは予定の範囲だから決して落ち込まないで」と言っていました。まさに今回はそれです。 ただ、ショックだったんだよね、前に進めないのが。前に進みたいという気持ちだけでもダメ、体がついてこなかった。ここまでの約2か月、みなさんからの応援を勇気に替えて、ひたすら気合で頑張ってきたけど、心がぼきって折れちゃった感じです。だけど、私は大丈夫、ちょっとお休みしたらまた前向きに私のジャーニーに乗り出します。ちょっとの間、お休みさせてくださいね。
モデル・タレント 梅宮アンナ