写真：クラウド Watch

　株式会社ユニリタは24日、農業経営支援クラウドサービス「ベジパレット」において、作業・収穫・出荷などの各作業を、過去から現在まで時系列で確認できる「一覧表示機能」をリリースしたと発表した。 【画像】作業一覧 　ベジパレットは、農業経営の利益を最大化するために必要な情報を提供する農業経営支援クラウドサービス。農業における収支に着目し、多角的かつ詳細に情報を表示するできるため、圃場や農作物の作付同士の収支を比較して判断したり、想定外の費用を検知したりできるという。 　今回は同サービスにおいて、作業・収穫・出荷などの各作業を、過去から現在まで時系列で確認できる「一覧表示機能」が追加された。 　具体的には、4つの一覧を確認できる。 　1つ目は、作付・作目を一覧で表示できる「作付・作目一覧」機能。作付・作目、圃場、栽培期間で検索・絞り込みを行えるほか、作付にひも付く作業一覧へのリンク、収穫一覧へのリンクから、該当の一覧を確認しやすくしている。 　2つ目の「作業一覧」は、過去の作業を時系列で一覧表示できる機能。圃場ごとや作付ごと、期間での検索・絞り込みが可能で、ローテーションがある農園内でのメンバー間の作業引き継ぎにも役立つとのこと。 　3つ目の「収穫一覧」では、日々の収穫実績と現時点の収穫量を把握可能。また出荷記録とも連動し、出荷残量も確認できるとした。ユニリタでは、出荷先の依頼に対して、収穫量が足りているのかを把握する際に役立つとしている。 　4つ目は「出荷一覧」は、日々の出荷量、金額を時系列に確認できる機能で、作付や作目、出荷日や出荷先を検索・絞り込みできる。数量や金額、単価、重量などでソートすることも可能なため、売上に直結する出荷状況を多角的に把握するのに役立つとのこと。