<甲子園交流試合・2020センバツ32校>平田ナイン、熱闘誓う 壮行会で保科主将「最後まで白球追う」 /島根
新型コロナウイルスのため中止となった今春センバツの出場校を阪神甲子園球場に招いて1試合ずつ行う「2020年甲子園高校野球交流試合」(センバツ交流試合)が10日開幕するのを前に、出場する平田の壮行会が31日、出雲市平田町の同校であった。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 ナインはセンバツ旗を手にした保科陽太(ひなた)主将(3年)を先頭に、全校生徒約450人の拍手に迎えられ入場。保科主将は「(他の部活動の)多くの3年生が大会のないまま引退した。私たちにできるのは最後まで白球を追い、元気と勇気を届けられるプレーをすること。甲子園で校歌を歌えるよう精いっぱい頑張る」と誓った。 生徒会長の安食拓海さん(18)は「無観客試合だが生徒や地域の人がテレビの前で応援している」とエールを送った。平田は第2日第2試合で創成館(長崎)と対戦する。【小坂春乃】