シリア戦、テレビ放送決まらず サッカー協会「粘り強く交渉」
日本サッカー協会の田嶋幸三会長は16日、大阪・パナソニックスタジアム吹田で取材に応じ、ワールドカップ（W杯）アジア2次予選第2戦のシリア戦（21日・ジッダ＝サウジアラビア）のテレビ放送が決まっていないとした上で「最後まで粘り強く交渉していかなければいけない。多くの方に代表の試合を見てもらいたい」と話した。 代表戦を巡っては、アジア・サッカー連盟が管理する放送権料の高騰で、日本がW杯カタール大会出場を決めた昨年3月のシドニーでのオーストラリア戦がテレビ放送されなかった。同会長は「放映権は適切な相場があるはず。お金をつり上げるようなことに乗っていくつもりは全くない」と述べた。
