ご機嫌に歩く夜の自由が丘。ExWHYZ・mikinaが感じた冬の訪れと弟の成長
“運営”という役割
WACK学園祭イベント『タマフェス(TAMATAMA FESTIVAL 2024)』が10月に終わって落ち着いて。最近はこうやって自分の時間軸で過ごす日が多い。 弟の学校の学祭にも行けたんだけど、運営の委員会に入っていて偉かったな。なんでそんな大変そうな委員会入るのよと聞いたら(姉、そんなことを聞くな)、「入らないとサボっちゃうから、だからあえて入ったの」と言っていた。 そこに非常に血を感じたけど、まわりが辞めていくなかで引退までやり遂げたあんたって本当に偉いのよ。話してたら聞いたことない分野を学んでいるらしいし、聞いたことばかりある企業の名前を出してきた。 弟っていつの間に大人になるもんなんだ。気づいたらひとりの人間としてちゃんと生きてる。弟、不思議な生き物だ。なー。 それにしても運営という立場はすごいもんだ。わたしは向き不向きでいうと、かなり向いてない。たぶん、その人たちに集められてのびのびするほうが向いてることに最近気づいた。 人間たちをひとつのことをやり遂げるために、これまた人間が集めて、人間のために頭ひねらせて開催する、そんな祭りってやつがおもしろくて、世界感じる。なるほど、世界、だいたい祭りみたいなもんか。(?) そんなことを考えて、ご機嫌にお店を出たら、もう10時を過ぎてるのに灯りがついた古着屋さんがあって吸い込まれた。なかなか空いてないお店らしい。運命2! 海外の年代物で質がとんでもなくいい服たちと、それをすべて説明してくれる店主とともに過ごしてたらいつの間にか終電が終わっていた。 自分の時間軸に終電の概念メモしなきゃー。 これまた人生。ご機嫌だと、余裕だね 絶対にキャパに見合ってないほどにバッグに服を詰め込んで帰りました。 ではこれにて! また来月!
文・撮影=mikina(ExWHYZ) 編集=梅山織愛