ベン・アフレックの18歳の愛娘、ロサンゼルスの「マスク禁止令」の動きを批判 郡委員会でスピーチ
ベン・アフレックとジェニファー・ガーナーの愛娘で18歳のヴァイオレット・アフレックが今週、ロサンゼルス郡監督委員会のミーティングにパブリックコメントを述べるために出席、郡の行政で起きている「マスク禁止」の動きを批判した。 【写真】ジェニファー・ガーナー & ヴァイオレット母娘ほか、自分とそっくりな子どもがいるハリウッドセレブ13人
ロサンゼルスのカレン・バス市長は最近、公共の場所でのデモ活動の際にマスクの着用を禁止することを市が検討していると発表した。パレスチナとイスラエルの紛争を巡るデモが増えているが、多くの参加者がマスクを着用していることを受けて安全上そう決めようとしているという。すでにノースカロライナ州では法律で公共の場所でのマスク着用が制限されている。
委員会でマイクの前に立ったヴァイオレットは2019年にウイルス感染後疲労症候群に苦しんだことを公表。「今はもう大丈夫ですが、医学が必ずしも小さなウイルスに対する答えを持っているとは限らないことを身をもって実感しました。コロナの大流行はそれを浮き彫りにしました」と語った。ご存知の通りウイルス感染後疲労症候群はコロナウイルス感染症後に発生する症状だが、ヴァイオレットは「仕事や移動を難しくするだけでなく、視力や思考能力まで奪ってしまう」とその危険さをアピール。また感染症が弱い人たちを苦しめているとも指摘した。「ホームレスの問題だけでなく、私たちの街の多くの人々の苦しみも悪化させます。一番苦しむのは有色人種のコミュニティ、障がい者、高齢者、トランスの人たち、公共性の高い仕事に従事している人たちです」。
ヴァイオレットは長引くコロナの危機に立ち向かうために必要な法律を提案。「私は刑務所や拘置所を含む政府施設におけるマスク利用、空気のろ過、遠紫外線UVランプの導入を要求し、軍の医療施設におけるマスクの義務化を要求します」とコメント。「最も重要なことは、いかなる理由であっても郡はマスク禁止に反対しなくてはならないということです」。マスク禁止では「私たちの安全は守れない」と主張した。
ヴァイオレットはこれまでも度々公の場所でマスクを着用しているところを目撃され、マスクをつける人が少ないアメリカでは注目を集めていた。セレブキッズがニュースを賑わせることは珍しくないけれど、公式にパブリックコメントを発表するキッズはまれ。今年高校を卒業し、イエール大学に進学するヴァイオレット。これからどんな道を歩むのか、見守りたい。