センバツ高校野球 組み合わせ決まる 豊川VS阿南光 名電VS報徳学園 /愛知
8日に行われた第96回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会で、東海地区代表として出場する愛知県勢の豊川は大会第2日の第1試合で阿南光(徳島)と、愛工大名電は大会第5日の第3試合で報徳学園(兵庫)と対戦することが決まった。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 抽選には豊川の鈴木貫太主将(2年)と愛工大名電の山口泰知主将(2年)が臨んだ。 阿南光は昨秋の徳島県大会で3位、四国大会で準優勝した。堅守で勝ち進み、前身校が1992年に出場して以来、32年ぶり2回目のセンバツ。豊川の長谷川裕記監督は「いよいよ始まると実感した。相手がどんなチームかしっかり分析する。初戦は緊張すると思うが、選手たちは思い切りプレーしてほしい」と語った。 報徳学園は、昨春のセンバツで準優勝した近畿の名門校。昨秋の兵庫県大会を制し、近畿大会では準々決勝で惜敗したが、2年連続23回目の出場を決めた。愛工大名電は2018年の夏の甲子園で報徳学園に負けており、倉野光生監督は「今回も守備が安定していると聞く。少ない好機を生かす勝負強さが必要だ」と話した。 抽選会の後、豊川と愛工大名電のナインはそれぞれの学校グラウンドで練習を開始。相手が決まったことで気合を入れ直し、大きな掛け声が飛び交った。 大会は18日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。【塚本紘平、黒詰拓也】