バントだけで2時間半...徹底した練習でベスト8入りした千葉県有数の実力校が目指す野球
特に県大会の初戦では強豪・八千代松陰が相手だったが、「相手に関係なく自分たちのペースで試合を進められた」と8対3で勝利。この勝利で一気に勢いに乗り、「気がついたらベスト8でした」と秋の戦いぶりを大石主将は振り返った。 しかし、準々決勝では東京学館に0対5で敗戦。このときばかりは、「自分たちのテンポで試合を進められなかった」と振り返るように、大事にしてきた守備やバントでリズムを作れず、「そこで負けているので、まだ足りない」と語った。 春は「Aシード獲得、ベスト4以上は絶対です。そのうえでチーム初の夏の甲子園に出場して勝てるチームを作りたい」と大石主将は意気込みを語った。その目標に向かって挑戦をする立場であり、ベスト8として春はマークされる存在にもなる。ただその警戒に動じないような盤石な守備、そして手堅い野球を見せられれば、十分叶えられるだろう。 流通経済大柏の挑戦を、春以降も見届けていきたい。