オリックス・小木田敦也、600万円ダウンの3000万円でサイン 5月にケガで離脱…復帰果たせず「悔しいシーズンに」
オリックスの小木田敦也投手(26)は28日、大阪市の球団施設で契約更改交渉に臨み、3600万円から600万円ダウンの年俸3000万円(金額は推定)で来季の契約を結んだ。 「(球団からは)ケガをするまで2カ月間は頑張ってくれたと言ってもらいました。なかなかうまくいかない人が多いなか、カバーしようと頑張っていてのケガで、自分でも結構良いスタートを切れたのかなと思っていたんですけど結構、長引いてしまった。もったいなかった。悔しいシーズンになってしまいました」 小木田はドラフト7位入団3年目の今年、開幕から中継ぎとして貢献したが、5月上旬に「右肘尺側手根屈筋の筋損傷」を起こして離脱。夏場には「古傷というか」と明かす右肩の違和感を覚えて、そのまま復帰を果たせなかった。登板数は昨年より25試合少なく、自己最少となる13試合だったが、失点したのはわずかに1試合。離脱する直前までは11試合11イニング連続無失点で1勝1敗、自己最多の8ホールド、防御率1・38だった。 山崎爽一郎、宇田川優希両投手と同世代。小木田だけでなく、その2人も同様に故障に苦しんだシーズン。「今年はなかなか3人そろわなかった。同級生が頑張れば良い方向には行くのかなと思うので、チームの勝ちにつながるような投球がリリーフでやれればいいかなと思います」と小木田。50試合登板を目標に挙げ、共闘を誓った。
中日スポーツ