【写真：Getty Images】

　アーセナルは、イタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリの獲得が直前に迫っていると言われている。同クラブのレジェンドであり元フランス代表DFのウィリアム・ギャラス氏は、同選手を高く評価しつつ現所属選手2人については厳しい言葉を送っていた。英専門誌『Four Four Two』が現地時間27日に報じている。 【動画】すごすぎ！？ 冨安健洋のアーセナル初ゴール！ 　昨季あと少しのところでプレミアリーグ制覇を逃したアーセナルは、今夏最初の補強選手としてセリエA・ボローニャ所属のリッカルド・カラフィオーリ獲得に迫っていると伝えられている。 　同メディアは、「カラフィオーリは来るか来ないかではなく、いつ来るかの問題となりそうだ」とすでに移籍はほぼ決まっている可能性が高いと述べた上で、ギャラス氏が現所属のオレクサンドル・ジンチェンコと比較してカラフィオーリが優れている理由について語るコメントを紹介した。 「カラフィオーリはジンチェンコとは違う本物のDFだ。アーセナルのサッカーはジンチェンコが提供できるものから進化したと思う。サッカーは常に進化するスポーツであり、最強のチームがどのように守備をするかという点において現在も変化している。ここ数年、チームはSBが中盤に入り、後方からプレーを組み立てるよう求めている。ボールを持っているときは3バックもしくは4バックになるなどDFの役割は大きく変わった。そして、現在はDFがやるべきことをすること、つまり、非常にうまく守備をして、強くあることに重点が置かれているようだ」 　また同氏は、「強力な守備陣の後ろでプレーできればGKはタイトルを獲得できる」と言葉を続け、「ダビド・ラヤは素晴らしい守備陣を前にしてプレーしている。つまり、アーセナルと対戦するほとんどのチームは、試合ごとに得点できるチャンスがわずかしかないということだ。そうしたわずかな状況で、ゴールキーパーは素晴らしいプレーをする必要がある」と、昨季守護神として活躍したラヤの実力に疑問を呈するコメントも残している。