斎藤祐馬(デロイトトーマツベンチャーサポート代表取締役社長)が起業家を語る! 人を惹きつけるプレゼンの極意とは? 「トップジャム」
フリーアナウンサーの福田典子がパーソナリティを務める『スルミ presents トップジャム』(毎週水曜午後9時~9時30分)。12月5日(木)の放送には、番組パートナーの株式会社スルミ 代表取締役CEOの石塚つばさ、ゲストにはロイト トーマツ ベンチャーサポート代表取締役社長の斎藤祐馬が出演。世界中の大企業の新規事業を創出支援やベンチャー政策の立案などを手掛け、多くの起業家を見てきた斎藤が、これまで道のりや、これからの日本における企業のあり方を語った。
斎藤は、慶応義塾大学を卒業後、2006年に公認会計士の試験に合格し、監査法人トーマツに入社。2010年からは現在のデロイト トーマツ ベンチャーサポート株式会社の事業立ち上げに参画。36歳の若さで代表取締役社長に就任した。世界中の大企業の新規事業を創出支援、ベンチャー政策の立案まで手がけるなか、毎週木曜朝7時から行われているMorning Pitchというプレゼンテーションイベントを10年以上運営している。 Morning Pitchは、当時まだまだ接点の薄かったベンチャー企業と大企業をつなげるきっかけを作り、事業提携を生み出すことを目的としたもの。野村証券と一緒に立ち上げたもので、朝が遅いベンチャー起業家と、朝7時には出社をしているという同社社員のなかでベンチャー企業に対しての熱量が高い人間を集めようとしたことがはじまりだったそう。 現在では90社ほどが株式公開しており、当時はビズリーチやSanSan、ラクスル、タイミーなど、いまでは名だたる企業が参加をしてきた。「当時からいけるなと思っていましたか?」という石塚の問いに、「社会の根本的な構造を変えようというビジョンを最初から持っていたこと。さらに、いい起業家は未来からタイムマシーンで戻ってきたような解像度の高いプレゼンをするんです」と付け加えた。 最後に福田アナから「いま事業を頑張っている方やこれから事業を起こしたい方に何かメッセージを」と言われると、「スタートアップや大企業の社内ベンチャー、そういう挑戦はすごく意義があります。あとは何があっても「だからよかった」ってマインドが、生き抜いていくという意味で、一番大事かなと思います」と締めくくった。