トランプ氏と電話会談、韓国大統領12分、仏大統領25分、石破首相5分「フレンドリー」
石破茂首相が7日、米大統領選で勝利したトランプ氏と初めて行った電話会談の時間が話題を呼んでいる。石破氏はトランプ氏と約5分間会談。一方、フランスのマクロン大統領とは約25分間、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領とは約12分間会談していた。 石破氏は7日午前9時半から、トランプ氏と官邸で約5分間、電話会談。石破氏は記者団に「非常にフレンドリーな感じがした。言葉を飾ったりつくろったりするのではなく、本音で話ができる方だ」と感想を語った。 一方、仏紙パリジャンなどは、トランプ氏とマクロン氏が欧州首脳の中でいち早く6日夕に約12分間電話会談し、「非常によい25分間の対話」だったと報じた。マクロン氏は2017年に大統領に就任し、トランプ氏も当時就任1年目だった。 韓国の東亜日報は、同国国家安保室の発表として、尹氏とトランプ氏との間に「7日午前7時59分から約12分間、通話が行われた」と報じた。両氏は「早いうちに会おう」と合意したという。韓国と日本に時差はないため、会談は石破氏より早かったことになる。 米ABCニュースなどによると、トランプ氏はこのほか、中国の習近平国家主席、イスラエルのネタニヤフ首相、英国のスターマー首相、ウクライナのゼレンスキー大統領らと電話会談を行った。