どれとウマが合う? 性格が大違いのホットメタル3兄弟 ミズノ「JPX925 HOT METAL/PRO/HL」アイアン
【シオさん】 内部構造を見ると、タングステンも入っていますね。 【ミタさん】 ヒール、センターに比べて、トウ側に多くのタングステンを配置させたことでもスイートエリアが広がりました。 【コウタロウ】 20周年だからなのか、すごく力が入っていますね。 【シオさん】 打つのが楽しみです。
3モデルとも個性が違う!まさかのキャリー160ヤード
【ミタさん】 3機種あるので、まずはシオさんに「HOT METAL」を打ってもらいましょう。 【シオさん】 やっぱりミズノは顔がキレイ。一発でスクエアに構えやすいですね。アイアンの形状とゴルファーの好みをよく分かっているなと思いました。 【ミタさん】 打感や飛距離はどうでしたか? 【シオさん】 もちろん飛距離性能も高かったのですが、驚いたのは打感。「MP」に比べると硬めで弾き感はありますが、上品な音で心地よい。飛び系のアイアンでこういう打感は唯一無二かも。
【コウタロウ】 キャリーで170ヤード以上飛んでいましたね。でも落下角度が40度未満だったので、高さがもう少し欲しいところ。 【ミタさん】 大丈夫!そのために「HL」がありますから。7番アイアンのロフトは「HOT METAL」が28度で、「HL」が31度です。 【シオさん】 「HL」はグースも入っていてトップラインも厚い。でも決してボテっとした印象はありません。打ってみると、めちゃくちゃ簡単。楽に打球が上がってくれて、球筋が安定しました。弾道が高くなったことで落下角度が45度近くにまでなり、私の場合は距離もほとんど変わりませんでした。
【ミタさん】 「HL」は高さがしっかり出る分、シリーズでいちばん飛んだというケースも珍しくありません。特に弾道が低くて悩んでいるゴルファーは「HL」を試してほしい。 【コウタロウ】 左右のバラツキも減りましたね。 【ミタさん】 純正のカーボンシャフト「Mフュージョン」はどうでしたか? 【シオさん】 50グラム台ですがしっかりしたフィーリングで、カーボンシャフトとは思えない安定感がありました。90グラム台のスチールシャフトを使っているゴルファーにとっても違和感のない振り心地だと思います。