堀田(高岡商高)ボクシングV 全日本女子ジュニア・ライト級
全日本女子ジュニアボクシング選手権の最終日は22日、滋賀県東近江市の能登川アリーナで行われ、富山県代表の堀田みず希選手(高岡商高1年)がライト級決勝で山本葉月選手(高松工芸高3年)を4―1の判定で下し、初優勝した。 堀田選手はシードとして20日の2回戦から登場。初戦、翌21日の準決勝をいずれもプロでのTKO勝ちに当たるRSC(レフェリーストップコンテスト)で勝利し、決勝に駒を進めた。 決勝では相手をロープ際に追い詰める場面を多く作るなど果敢に攻め続け、3試合連続RSCとはならなかったものの、大差の判定勝ちを収めた。堀田選手は決勝での戦いに不満があるとしながらも「絶対に勝ちたいという思いが結果につながった」と振り返った。 今大会と3月の高校選抜は順位ごとにポイントが付いてランキングされ、ユース・ジュニア日本代表に選出されるための重要な参考となる。堀田選手は「日本代表として世界に挑戦するための土台を築けた。さらに成長し、次のステップへつなげたい」と前を見据えた。