ウィル・スミスの父子共演で話題。映画『幸せのちから』に学ぶ“使える”英語表現
「英語学習には興味があるけれど、なかなか上達しなくてやる気をなくしてしまう」「楽しくないので長続きしない」……あなたもそんな経験はないだろうか。 この連載では、海外映画やドラマを楽しみながら、かつ英語学習にも活かす方法をご紹介。ナビゲーターはAI英語学習アプリ「abceed(エービーシード)」を運営するGlobee代表の幾嶋研三郎さんだ。 毎回1つの作品を取り上げ、ビジネスパーソンがすぐに活用できるフレーズも教えてもらう。 この週末はあなたもおすすめ作品にどっぷりハマりながら、英語学習に挑戦してみてはいかがだろうか。 11月に入り、約1カ月前には多くの企業で内定式が行われ、新社会人となる皆さんは期待と不安を胸に、新たな一歩を踏み出したことと思います。 また、転職市場も活発になる時期であり、年明けの1月入社に向けて動き始める方も多く見られる時期ではないでしょうか。 そんな人生の転機におすすめの作品がウィル・スミスとジェイデン・スミスの父子共演で描かれる『幸せのちから』です。 『幸せのちから』は、2007年に劇場公開されたアメリカ映画で、実在の人物クリス・ガードナーの半生を基にした物語です。 主人公クリス・ガードナーが、ホームレスから億万長者となり、アメリカンドリームを実現させた感動の物語として日本でも人気を集めました。 新しい環境や仕事に挑戦している人が共感できるシーンが多くあるこの作品を題材にして、今回も生きた英語を学んでいくことにしましょう。 『幸せのちから』のストーリー 1981年、セールスマンのクリス・ガードナー(ウィル・スミス)は事業がうまくいかず、どん底の生活を送っていた。収入がない彼に愛想をつかした妻は出て行き、家賃が払えずに家を追い出され、息子とホームレス生活を送ることを余儀なくされる。そんなクリスが選んだ道は、自分の才能を信じて、一流証券会社へ入社することだった。しかし無給のインターンを経て、正式採用されるのはただ一人。愛する息子のため、クリスの奮闘生活が始まる。