F1=メルセデス、ハミルトン後任にサインツ検討せず 若手に焦点
[モントリオール 9日 ロイター] - 自動車レースF1のメルセデスは、個人総合優勝7回を誇るルイス・ハミルトン(英国)の後任としてカルロス・サインツ(スペイン)を検討していないと明かした。 メルセデスでは今季限りでハミルトンが退団し、フェラーリに移ることが発表されている。現在、そのフェラーリに所属するサインツはこれまでに通算22回表彰台に上がり、そのうち3回は1位と結果を出しているが、次の所属先が決まっておらず去就が注目されている。 メルセデスのトト・ウォルフ代表はスカイスポーツで「カルロスはトップシートに値するドライバーだと思う。素晴らしい仕事をしてきた」と評価した上で、「われわれは今、少し刷新していきたいと考えており、キミ・アントネッリがその一翼を担うのは間違いない」とコメント。 「まだ来年に関する決定はしていないが、カルロスは自身についての決断をする必要があるので、待たせたくなかった」と述べた。 イタリア人ドライバーで17歳のアントネッリは、現在F2に参戦している。