「“気分がアガる時計”の大正解」宇宙を思わせるレトロフューチャー感がドンズバ!復刻版“ハミルトン パルサー”の圧倒的存在感にやられた!/No.1モノ雑誌編集長のお墨付き『コレ買いです』
塊感のある独創的フォルムに魅了される!
まず、なんといってもポイントなのが塊感のあるケース&ブレスの存在感です。まるでステンレススチールの塊から削り出したかのよう。ボテッとしているけど、一体感があるから装着感は良好で、レトロフューチャーな雰囲気をビンビンに発しています。あえてエッジを出したりポリッシュ仕上げで変化をつけたりせず、横方向のヘアライン仕上げでまとめているのも潔いですね。 風防はゆるやかなカーブを描きつつ、ケースよりも凸状になった形状。高硬度なサファイアクリスタルが使われているので、安心して利用できます。 見てください、このラグからブレスレットにつながるまでの力強さと流れるような一体感。ブレスレットの仕上げもケース同様で、末端に至るまで独特の世界観で統一されています。 横幅は30.9mmとけっこう小ぶりなのですが、存在感が極めて高いので、大柄な男性が付けていても確かなアクセントとして貢献してくれます。ブレスレットのコマの可動域も見た目以上にあるため、装着感も良好でした。
ハイブリッドディスプレイテクノロジーで画面も見やすい!
そして画面には、世界初を記録した歴史を振り返らせてくれるようなデジタル表示を採用しています。 オリジナルモデルはボタンを押さないと点灯しないLED仕様だったのですが、今作では反射型LCD(液晶ディスプレイ)と発光するOLED(有機発光ダイオード)を組み合わせたハイブリッドディスプレイテクノロジーを採用。右側のボタンを押すとOLEDが点灯してしっかり明るく表示されるし、数秒でOLEDが消えたあとも常時点灯しているLCDによって時刻を確認できる仕組みです。いくら傑作とはいえ、ボタンを押したときにしか時刻表示されないというのは実際キビシイので、そこはよいアップデートだと思います。 ボタンを押し、OLEDによる煌々とした明かりが腕元に照らされる様子はなんだかSFの世界のようで、子供心のワクワク感がよみがえりますね。 さらに今作は他の復刻モデルとは違って、左側にセコンドボタンを新設。秒も確認できるようになっています。