【長崎】秋の褒章…県内から8人が受章
秋の褒章の受章者が発表され、県内から8人が選ばれました。 【写真】【長崎】秋の褒章…県内から8人が受章
藍綬褒章を受章した西彼・時津町の黒崎医院の院長黒﨑伸子さん67歳。地域医療に貢献し、2001年からは『国境なき医師団』の外科医としてスリランカやソマリアなどの紛争地域で医療活動に従事し、2010年から5年間は『国境なき医師団日本』の会長を務めました。また、女性の社会的地位と職業水準の向上などを目指す日本BPW連合会の会長も務め、働く女性の社会環境の改善に向け、精力的に活動してきました。 黒﨑伸子さん:「(昔)男性の患者さんに自分の手術に入るんだったら自分の体の中に手を入れるなと言われたことがあって、すごくショックだったんですね。まだまだ長崎では女性に対する信頼がない、信用してもらえないんだなと思ったので男性以上に頑張って働いたことがありました。なので、そういう思いをする人を減らしたいし、女性も何でも出来るよ、ということを伝えたいと思って、社会を変えるということに一生懸命やってきたつもりです」 黒﨑さんのほか、藍綬褒章には西海市の民生・児童委員の岩永嚇子さん(79)。長崎市の保護司、加藤正行さん(76)と原孝幸さん(76)西彼長与町の県小売酒販組合連合会会長、廣瀬範三さん(78)。黄綬褒章には諫早市の農業山口正さん(62)。南島原市の漁業渡部達春さん(75)。紫綬褒章には、長崎大学名誉教授の萩原篤志さん(67)が選ばれました。
NCC長崎文化放送