中京大中京の193センチの剛腕、プロ注目投手擁する豊橋中央などセンバツ未出場の愛知の逸材たち【注目選手一覧】
3月20日から開幕する春季愛知大会地区大会。センバツ出場の愛工大名電、豊川の2校以外が出場する大会となっている。今回は地区予選に出場する注目選手を紹介していきたい。 【愛知 注目選手リスト】(豊川・愛工大名電は除く)
【名古屋地区】
東邦、享栄、中京大中京の3校が注目の名古屋地区。東邦には188センチの大型捕手・高柳 大治捕手(2年)に注目。昨秋は4番打者として牽引した強打者だ。大島 善也内野手(2年)はショートとして、昨年のセンバツに出場。フットワークが軽快な守備が魅力だ。 中京大中京は県内屈指のスラッガー・山田 頼旺外野手(2年)の長打力は必見。昨夏の愛知大会で2本塁打を記録した。宮内 渉吾投手(1年)は193センチの長身から140キロを超える速球を投げ込む大型右腕だ。昨春の花巻東との招待試合で、佐々木 麟太郎内野手(スタンフォード大)から三振を奪った。同校ОBの高橋 宏斗投手(中日)のような剛腕を目指している。
享栄は杉浦 仙太郎投手(2年)は、高校1年時は野手だったが、高校2年春から本格的に投手に転向。東松 快征投手(オリックス)からトレーニング法を学び、最速142キロまで伸びた。昨年12月に行われた「高校野球指導者58年会主催指導者講習会」でトヨタ自動車・佐竹 功年投手(土庄)から指導を受けた。目指すは夏まで150キロを掲げる速球派右腕の成長に期待だ。小山 隼和投手(1年)は130キロ前半ながら、ストレートの回転が2700を超えるという高回転のストレートを投げる大型左腕。遊撃手の仲谷 成真内野手(1年)の守備力の高さは、名将の大藤 敏行監督が「今まで見てきた教え子の中ではNO.1の守備力があります」と太鼓判を押す逸材だ。 緻密な野球を仕掛ける至学館のキーマンはエガレバ・クリントン内野手(2年)。ナイジェリア人の父を持つ俊足巧打の遊撃手。昨年2月の練習を見た時は線が細かったが、この1年でだいぶ体つきもたくましくなり、プレーにも力強さが出てきた。昨秋ベスト8の愛産大工は、本格派左腕・織田 優太投手(1年)、エース右腕・三浦 大輝投手(2年)が軸となって戦うチーム。