南与野にクリナップショールーム 大宮から移転、北関東最大規模の施設新築
クリナップの「さいたまショールーム」(さいたま市中央区鈴谷2)が11月30日、南与野駅西口近くにオープンした。交通利便性の向上や施設拡充などを目的に、埼玉の旗艦ショールームとして約24年間営業した「大宮ショールーム」(大宮区天沼町1)を移転・改称した。(大宮経済新聞) 【写真】クリナップ埼玉支店長の田崎友一さん 敷地面積623坪、ショールーム面積154坪と「北関東最大規模」の広さを持つ同施設。JR南与野駅西口から徒歩1分、敷地内には駐車場43台分を備え、大宮ショールーム時代の「駅から遠い」「駐車場が離れていて使いづらい」という課題を解消したという。 グランドオープンに先駆けて行った業界向け内覧会には、ハウスメーカーや工務店、販売店などの関係者約1000人が来場した。 施設内には、「思い描いた理想の暮らしのイメージがカタチになる」をコンセプトに、システムキッチン18セット、システムバス7セット、洗面化粧台8セットを展示。システムキッチンコーナーには、30代、40代、50代と年齢層ごとに具体的なユーザー像を設定し、それぞれに合わせたデザインでコーディネートした空間展示9セットを設置した。 機能性を体感できる「キッチンスタジオ」も備え、料理教室やイベント開催にも対応。かつてさいたま市域の中心的な産業であった製糸業にちなみ、「繭」をイメージした「柔らかい空間デザイン」を施した。2階には、イタリアのキッチンブランド「Valcucine」監修の国内生産モデル「ValcucineJP」の展示ブースを新設した。 埼玉支店長の田崎友一さんは「インテリアまで一緒にコーディネートすることで、暮らし方をよりイメージしやすいのがショールームの強み。古くなったキッチンや浴室をリフォームしたい、自分好みの使い勝手やテイストに変えたいと考えたら気軽に相談を」と呼びかける。「駅前なので、通りがかりにふらりと立ち寄っていただけたら」とも。 営業時間は10時~17時。水曜定休。
みんなの経済新聞ネットワーク