ついに勝利したドゥカティ+水野涼!! シーズン後半戦の流れが変わるか?!【全日本ロードレース】
第5戦を終え、JSB1000クラスは、中須賀、水野、岡本の3人しか表彰台に上がっていません。これをHonda CBR1000RR-Rのキット車を走らせる野左根航汰、高橋巧、名越哲平、岩田悟や、スズキで孤軍奮闘する津田拓也も表彰台の一角を崩そうとチャレンジしています。また、今年からダンロップタイヤを実戦開発している長島哲太の走りも注目です。とにかくすごい走りをしていますので。 今週末(9月7日・8日)に大分県・オートポリスで行われる全日本ロードレース第6戦は、JSB1000クラスのみならず、ST1000クラスも2レース制で行われます。土曜日は公式予選とJSB1000とST1000のレース1、JP250と3クラスの決勝を見ることができます。日曜日は、とJSB1000とST1000のレース2、J-GP3とST600の決勝があります。年に一度の九州大会、ぜひ足を運んでみてください。
2025年シーズン、2&4レースはどうなる?
もてぎ2&4レースのときにスーパーフォーミュラが2025年シーズンの暫定カレンダーを発表しました。その前に、来年も4月にF1を開催することは変わらないため、また3月初旬に鈴鹿2&4レースを開催するといううわさが回ってきていました。今年の鈴鹿2&4レースでは、事前テストを含め、レースウイークまで、どれだけのライダーが転倒、負傷し、マシンが壊れたか。それも経験豊富なライダーばかりが参戦しているにも関わらずですからね。結局足並みがそろわないのであれば、安全性を考慮してやるべきではないという意見が大方だったにも関わらず…。 ──シーズン終盤に開催されたこともあった鈴鹿2&4レース。どうなってしまうのでしょうか…。 結局、スーパーフォーミュラの暫定カレンダーを見ると、3月の鈴鹿、そして4月のもてぎも、2レース制で行うとなっています(本稿執筆時点)。また、ここ数年、もてぎで8月に2&4レースが開催されていましたが、これもなくなっていました。すなわち2025年シーズンは2&4レースが開催されないことに!? コロナ禍で2020年は開催されませんでしたが、それまでは、2輪と4輪の国内最高峰レースが同日に見られるレースとして毎年、鈴鹿で開催されてきました。 確かにお互いやりにくい部分もあったのは事実ですが、モータースポーツという一つのくくりとして、もてぎやオートポリスでも開催され、選手や関係者、レースファンも2輪と4輪の交流の場として重要な役割を果たしていたのですが……。近いうちに全日本ロードレース選手権の暫定カレンダーも発表されると思いますが、レース数がどうなるか気になるところです。 ※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
●文/写真:ヤングマシン編集部(佐藤寿宏)
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