<松たか子>多部未華子、松坂桃李と姉弟に 新春ドラマ「スロウトレイン」で 星野源、チュ・ジョンヒョクも出演 脚本は野木亜紀子
◇星野源さん
コメントを書いては消し、を繰り返しています。物語の素晴らしさを語りたいですし、初めて脚本を読んだ時のあの溢れる様な気持ちを伝えたいけれど、言葉にするのはなんだかもったいないなと思って、うーんとなっています。少しの撮影期間でしたが、この作品に参加することができてうれしいです。放送を楽しみにしています。
◇チュ・ジョンヒョクさん
こんにちは、僕はユンス役のチュ・ジョンヒョクです。「スロウトレイン」を撮影するために2、3カ月前から日本語を練習し、僕にとっては新しい挑戦であったのでわくわくしながらも不安で心配でした。なので、現場で初めて撮影する時もたくさん緊張しましたが、監督さん、そしてスタッフの方々、役者の方々からとても親切にしてもらって本当に気軽に楽しく撮影できたと思います。感謝しています。そしてみんなに会いたいです。
また、現場では通訳してくださる方がいらっしゃったのでとても楽にコミュニケーションすることができたし、カットがかかる度に共演者の皆さんに僕の日本語が大丈夫か確認してもらった記憶があります。うまく表現できていたらいいなと思います。今回、初めて日本語でお芝居をしました。日本語の実力はまだまだですが、温かい目で見ていただき「スロウトレイン」を愛してもらえたらうれしいです
◇野木亜紀子さん
私の脚本家人生の節々において、土井裕泰監督には大切な助言と学びをもらいました。2022年の終わり頃「定年前にSPドラマを作りたい」と連絡があり、「土井さんの卒制ともなれば喜んで!」と始まったのがこの企画です。シナハンでは釜山を訪れ、まれにみる楽しい執筆作業となりました。放送は、年の瀬のうっすらとした寂しさから新たな年へと向かうお正月の二日。家族とでも、誰とでも、一人でも、のほほ~んとテレビの前に座ってください。
◇土井裕泰さん
いまを生きる人たちの「ホームドラマ」ができました。優しい視線で時代を切り取った野木さんの脚本に、松さんをはじめとした敬愛する俳優の方たちと向き合えたあの冬の時間は、思い出すたびになんだかちょっとニヤけてしまうくらい、幸せな時間でした。鎌倉に住む渋谷家の三姉弟の人生(スロウトレイン)はどこに向かってゆくのか? 2025年の新春、どうぞお楽しみに。