訪日客が年間2000万人突破 4年ぶり、円安も追い風
政府観光局が20日発表した推計によると、11月の訪日客は2019年同月とほぼ同水準の244万800人だった。今年1月からの累計は2233万人余りとなり、過去最多の3188万人を記録した19年以来、4年ぶりに2千万人を突破した。新型コロナウイルスの水際対策撤廃に伴う国際航空路線の運航再開に加え、円安も追い風となった。 現状のペースで行けば、12月までの通年で2500万人前後に達する見通し。政府は25年時点で19年の年間客数を超える目標を掲げている。今年夏以降の回復ぶりから、24年には目標達成に近づく可能性がある。