小田和正「楽しみにと言ってもらえるうちに」TBS「クリスマスの約束」20回の節目でラスト発表
シンガー・ソングライター小田和正(77)がホスト役を務めるクリスマス恒例のTBS系音楽特番「クリスマスの約束2024」(24日午後10時放送)の収録が3日、小田の地元である横浜市内で行われた。 【写真】「クリスマスの約束2024」小田和正の収録の様子 01年の開始から放送20回目の節目を迎え、会場には番組史上最多となる20万超の応募から抽選で選ばれた約1000人が観覧に集まった。3年ぶりの同番組の収録に、満場の拍手に迎えられて登場した小田は客席を見渡し「どうも~! お待たせしました!」とあいさつ。「大事な話があるのでこれを読ませていただきます」とゆっくり話し始めた。 「『クリスマスの約束』は1度きりで終わるはずの番組でした。それが、懸命に戦ってくれたスタッフたち、音楽を愛するアーティストたち、そして何と言っても放送を楽しみにしてくれていた視聴者の皆さんに支えられて20回も続けてこられたのです。くじけそうな時もたくさんありましたが、今振り返れば、すべてが楽しい思い出です」。 さらに「『クリスマスの約束』を楽しみにしていますと言ってもらえるうちに、番組を終えることにしました。寂しいけれど、きっとそれがいいと思ったのです。みんな本当にありがとう。どうもありがとうございました」と、今回が最後の放送になることを伝えた。 初回放送「クリスマスの約束2001」の1曲目に歌った「言葉にできない」を披露すると、ギターを持ち「たしかなこと」を観客と一緒に歌唱。「キラキラ」「ラブ・ストーリーは突然に」は会場全体を巻き込んだ大合唱となり、鳴りやまない拍手の中で収録を終えた。 放送は2部に分けて3時間の特番となる。ゲストとして熊木杏里、JUJU、STARDUST REVUE根本要、松たか子、いきものがかり水野良樹、矢井田瞳、TRICERATOPS和田唱も出演する。