Honda Racing Gallery

ホンダはこのほど、三重県にある鈴鹿サーキットに、ホンダのモータースポーツの“世界一への挑戦”と“技術”の発信拠点として、FIAフォーミュラ・ワン世界選手権（以下F1）の歴代マシンを中心に展示する「Honda RACING Gallery（ホンダレーシングギャラリー）」を新設し、F1日本グランプリの開幕に合わせた4月5日（金）に開館（※）すると発表した。 ※4月5日（金）～7日（日）は、事前予約制で、入場にはF1日本グランプリの観戦券が必要。事前予約は、3月29日（金）より下記サイトで開始●鈴鹿サーキット公式サイト「ホンダレーシングギャラリー」 【関連画像】企画展示エリア（地下1階）のイメージ

F1を中心に実際のレースを戦った歴代マシンとエンジン、およびパワーユニットの展示を通じてホンダの勝利へのこだわりとレースを通じて磨いてきた技術が体感できる

ホンダレーシングギャラリーは、ホンダのモータースポーツの発信拠点として、今年、初参戦から60周年（※）を迎えるF1を中心に、実際のレースを戦った歴代マシンとエンジン、およびパワーユニットの展示を通じてホンダの勝利へのこだわりとレースを通じて磨いてきた技術が体感できる展示施設。 ※ホンダがF1に初めて参戦した1964年8月のドイツグランプリから数えて60周年 館内は黒を基調とし、展示マシンにスポットライトを当てることで、各時代の最先端技術の詰まったレーシングマシンの機能美が感じられる設計となっている。展示エリアの概要は以下のとおり。 ■メインホール（常設展示エリア、1階） エントランスから入館後、スピード感と期待感を醸成する「スピードトンネル」を抜けると見えるメインホールは、黒基調で外光の入らない空間となっており、スポットライトの当たったマシンの色や造形が際立つ設計。 メインホールの中心には、1965年のメキシコグランプリでホンダのF1初勝利を飾った「ホンダRA272」と、2021年にマックス・フェルスタッペン選手がドライバーズチャンピオンを獲得した「レッドブルレーシング・ホンダRB16B」の時代を超えた2台のマシンを展示。これらを通じて、過去からのF1マシンの進化を感じることができる。さらに、メインホールの奥にも、ホンダF1での勝利の象徴となるレースマシン群を展示しており、ホンダの挑戦とその勝利の歴史を紹介。その背面パネルには、各マシンを象徴する数字を大きく配置し、その数字を起点に勝利のストーリーを楽しめるような展示となっている。 また、各時代で世界一を目指し最高峰の舞台で磨き上げ、技術の粋を極めたホンダの歴代のエンジンやパワーユニットも展示されている。 ■企画展示エリア（地下1階） 地下1階にある企画展示エリアでは、鈴鹿サーキットで開催されるレースにあわせたレーシングマシンを展示する企画展を実施。4月5日（金）からは、「F1日本グランプリ企画展示」が行われる。さらに今後は、SUPER GTや全日本スーパーフォーミュラ選手権（SF）、鈴鹿8時間耐久ロードレースなどのレーシングマシンが展示される予定。 【F1日本グランプリ企画展示】 ●開催日時：2024年4月5日（金）～6月中旬 ●展示概要 F1日本グランプリ開催を記念し、ホンダと共に戦った歴代の日本人F1ドライバーに焦点を当てた展示。歴代ドライバーが駆ったF1マシンを中心に、由縁のあるヘルメットなどが披露される。 ■展示物一覧 ●「ホンダレーシングギャラリー」概要 ・所在地：三重県鈴鹿市稲生町7992 鈴鹿サーキット内 ・営業時間：10:00～17:00（季節によって変動あり） ・入場料：無料（別途鈴鹿サーキットへの入場料・駐車料が必要）