日向坂46 加藤史帆、連ドラ初主演は「自分の成長にも繋がる」 『Re:Mind』からの変化を実感
日向坂46として「また東京ドームのステージに立ちたい」
ーーその後も『DASADA』シリーズ(日本テレビ)などグループでのドラマ出演はありましたよね。やはり個人でドラマに出るのはグループで出るのと違いますか? 加藤:全然違いますね。雰囲気がまったく違います。いままではメンバーがいるという安心感があったんですけど、1人になると本当に自分自身の戦いになるので。それで言うと、『これから配信はじめます』のときは配信ライバーの役だったので、iPhoneに向かって1人のシーンがほとんどだったんです。でも今回は森(カンナ)さんと一緒のシーンがたくさんあるので、どんなお芝居になるのかなと、ワクワクしています。 ーー撮影はこれからなんですね。(※取材時) 加藤:もう1週間切っているくらいです。ダンスや振り付けも覚えるのはのんびりなタイプなので、いま必死に台本を読み込んでいるところです。セリフだけはしっかり頭に入れて現場に行きたいなと。それこそ昔は自分にはできないと思い込んでしまって、自分のことを勝手にマイナスの方向に追い込んでしまう癖があったんですけど、いろいろ成長したと思います(笑)。“できないマインド”ではなく“できるマインド”でどんどん成長していきたいですね。 ーーちなみに今回のドラマ初主演に関して、日向坂46のメンバーからなにかリアクションはありましたか? 加藤:富田鈴花が『世にも奇妙な物語’24 夏の特別編』(フジテレビ系)の撮影に行っていたので、ドラマの現場の雰囲気を聞いたりしました。「頑張ってください」って応援してくれましたし、キャプテンの佐々木久美も「頑張ってるね」と言ってくれました。 ーー日向坂46としては、5月にリリースされた11thシングル『君はハニーデュー』で初の選抜制度が導入されるなど、新たなフェーズに入っていますね。 加藤:初の選抜制度ということで、どんな雰囲気になるのかメンバーはもちろんファンのみなさんも想像がつかなったと思うんですけど、メンバーは相変わらず仲良くやっているので、安心してください(笑)。というかむしろ雰囲気はすごく良くなっていて。グループの目標として、「また東京ドームのステージに立ちたいね」という話はみんなでしているので、まだ立ったことのない4期生も含めて、再び東京ドームのステージに立てるように頑張りたいです。 ーー加藤さん個人としての目標はなにかありますか? 加藤:今回、『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる』でドラマ初主演というチャンスをいただけたことはすごく嬉しくて。挑戦は自分の成長にも繋がるので、今後もいろいろと経験したことのないことにチャレンジしていきたいなと思っています。個人の目標としては、“立派な女性になる”ですね(笑)。 ーーありがとうございます(笑)。今回のドラマをきっかけに、また活躍の場が広がりそうですね。 加藤:それ素敵ですね! そうなったら本当に嬉しいです。とにかくいまはクランクインに向けてドキドキなんですけど、コメディ色が強いガールズラブで、いろんな方に観ていただきたい作品なので、撮影を乗り切られるように頑張りたいです。まだそこまで実感がなかったのですが、今日の取材でどんどん実感が湧いてきました(笑)。
宮川翔