行動科学の理論で呼び掛け 駐輪場の施錠率アップ (福島)
福島放送
自転車の盗難対策として福島県警察本部が新たに看板などを設置した駐輪場で、施錠率が上がったことがわかりました。 県警察本部によりますと、24年の自転車の盗難被害は10月末時点で1082件あり、このうち7割ほどが施錠されていませんでした。 盗難防止につなげようと、警察と福島大学が連携して24年8月から盗難被害が特に多い駐輪場14カ所に、命令ではなく相手に行動を促す行動科学の理論に基づいた看板や横断幕4種類を設置しました。 設置から約2カ月間のデータをまとめたところ、以前は9割ほどだった施錠率が、95%近くに上昇し、盗難件数も減ったということです。