仙台市議会9月定例会 代表質疑で宿泊税をめぐる議論が本格化
khb東日本放送
仙台市議会9月定例会は9日から代表質疑が始まり、宿泊税をめぐる議論が本格化しています。導入に反対する市議からは公聴会の開催などを求める緊急動議が出されましたが、反対多数で否決されました。
仙台市は宮城県と共に宿泊税の導入を検討していて、開催中の9月定例会に条例案と9000万円の関連予算を追加する補正予算案を提出しています。 9日の市議会本会議では、宿泊税導入に反対する議員から専門家の意見を聞く公聴会の開催などを求める緊急動議が出されましたが採決の結果、動議は反対多数で否決されました。 続いて行われた代表質疑では、宿泊税を徴取した場合の税の使い道などについて質問が投げかけられました。 自由民主党佐々木心市議「宿泊税という新たな財源を活用し仙台市の観光をどう盛り上げていくのかその目指す姿、ビジョンをはっきりと示しそれに向けたロードマップを示していくことが重要」 郡仙台市長「観光を基軸とした交流人口の拡大に向けては、中長期的な視野の下この街の魅力を更に高めていく必要があり、それを持続的に推進していくための財源として宿泊税導入を決断した」 仙台市議会9月定例会は代表質疑と一般質問を行った後、17日の常任委員会で関連する条例案の審議を行い最終日の10月4日に採決する予定です。
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