成田凌は日テレドラマの救世主になれるのか? 重圧かかる“日曜枠”「降り積もれ孤独な死よ」で主演
日本テレビ系日曜ドラマ、間宮祥太朗(31)が主演の「ACMA:GAME アクマゲーム」は9日で最終回を迎えたが、〈まだゲームは終わっていなかった〉(公式HPから)。間宮が演じる照朝が世界を懸けてラストゲームに挑む「劇場版ACMA:GAME 最後の鍵」が10月25日から劇場公開される。 【写真】浜崎あゆみの「足の形」は日本人では少数派だった! 過去には池田エライザも話題に 「最初から映画ありきの企画だったのでしょう。ただ、ドラマ自体が世帯視聴率3%ちょぼちょぼとパッとしなかった。それでも、間宮は3月公開の映画『変な家』を大ヒットさせた実績がある。あまりテレビを見ない若者の支持率も高いだけに、劇場版でどこまで巻き返せるか注目です」(元テレビ誌編集長) 日テレ系日曜ドラマといえば、2023年1月期の安藤サクラ(38)主演×バカリズム(48)脚本「ブラッシュアップライフ」が話題になった枠。全話平均視聴率6%超、満足度も高かった。 「なかなか挑戦的な内容のドラマを作る枠で、ドラマ好きにも好評だったんですが、23年10月期の木南晴夏さん主演『セクシー田中さん』以降、風当たりが強くなっています。原作者の死をめぐって日テレが内部調査の報告書を5月31日に公表しましたが、その内容について〈反省しているとは思えない〉などと批判的な声も出ていた。日テレに対する逆風が、枠の数字に微妙に影響している感は否めませんね」(スポーツ紙芸能デスク) そんなプレッシャーを背負うことになるのが、成田凌(30)だ。7月にスタートする夏の日テレ系日曜ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」で主演する。成田の民放連ドラ出演は、23年7月期の「転職の魔王様」(フジテレビ系)で主演して以来、1年ぶり。 「『降り積もれ』も同名の人気コミック原作だけに、注目度は高い。“火中の栗を拾う”と言っても大げさじゃないかもしれません。ただ、このドラマである程度の結果を出せれば、日テレドラマの“救世主”として、成田の株が急騰することは間違いない」(在京キー局プロデューサー) 成田が「降り積もれ」で演じる冴木仁は、事件の捜査中に生き別れた弟が容疑者として浮上という、正義感の強い“はみ出し刑事”。 「成田さんが、ジャニーズJrに入りたかったほどジャニーズ好きだったというのは知られた話で、確かに本人も見た目はどちらかといえば“可愛い”系ですが、『転職の魔王様』で演じたように、童顔なのにクールな役柄が不思議なほどハマるんです。冷ややかな目ができるので、陰のある役はお手のもの。『降り積もれ』も期待は大です」(前出のプロデューサー) 日テレの救世主となれるか。