栗林公園の「日暮亭」15年ぶりの屋根のふき替えで休業 2025年4月に営業再開予定 高松市
高松市にある国の特別名勝・栗林公園で、草庵型の茶室「日暮亭」が屋根の葺き替えのため、9日から休業しています。
日暮亭は、1898年に築造された茶室です。木造平屋建てで、延べ床面積92.76㎡です。 栗林公園では、歴史的建造物を保存するために、これまでも定期的に保存修理の工事を行ってきました。日暮亭は2009年に屋根の修理を行ってから15年が経過し、かやぶき屋根のふき替えが必要になっていました。 栗林公園観光事務所の山本知子所長は「工事期間中は御来園の皆様にご迷惑をおかけいたします。日本伝統の技によってかやぶき屋根が無事ふき替えられた際には、ぜひ、趣ある日暮亭の息吹きを感じていただくとともに、茶室で一服していただきたいです」と話しています。 工事は2025年3月27日までの予定で、4月1日からの営業再開を目指すということです。
KSB瀬戸内海放送