パリパラリンピック

（左から）上地結衣と田中愛美[画像/ゲッティイメージズ]

パリパラリンピック（フランス/パリ、レッドクレー）の車いすテニスは3日、女子ダブルス準決勝が行われ、第2シードの上地結衣/ 田中愛美ペアが第4シードのグオ・ルオヤオ（中国）/ ワン・ジング（中国）ペアに6-0, 6-1のストレートで完勝し決勝進出を果たすとともに、銀メダル以上の獲得を確定させた。 【小田凱人、上地結衣ら パリパラリンピック 車いすテニス シングルス組合せ】 上地と田中はシードのため1回戦が免除となり、初戦の準々決勝でL・デ グリーフ（オランダ）/ J・ボス（オランダ）組を下し4強入りを決めた。 迎えた準決勝、上地と田中は序盤から主導権を握ると相手に1度もブレークを与えずキープを続ける。リターンゲームでも相手にキープを許さないプレーでわずか1ゲームしか失わず、完勝で決勝進出を決めた。 銀メダル以上の獲得を確定させた上地と田中は決勝で第1シードのD・デ フロート（オランダ）/ A・ファン クート（オランダ）ペアとリ・シャオフイ（中国）/ チュー・ゼンゼン（中国）ペアのどちらかと対戦する。 なお、上地は2016年のリオデジャネイロ大会でシングルス銅メダル、2021年の東京大会でシングルス銀メダル、ダブルス銅メダルを獲得しており、パラリンピック3大会連続でのメダル獲得が決まった。 また上地は今大会のシングルスでも準決勝まで勝ち残っており、単複でのメダル獲得に期待がかかる。